ホルトヨガのシンボルは「空飛ぶカメ」!


ホルト卒業生、在校生ならびに
各地のホルトレギュラークラス受講生のみなさまへ

何故、ホルトヨガは「空飛ぶカメ」を
シンボルにしたのでしょう・・・
きっかけはイラク戦争に
反対する青少年たちが製作した
映画のタイトルを観てのことでしたが
そこからのメッセージは・・・

「カメも空を飛ぶんだよ~!」

そして、先月から更に解ってきたことは
「空」を「SKY」と捉えるのと同時に
「SPACE」としても捉えることの大切さです。
3年ほど前に出会った保江邦夫理論物理学者の
「愛魂:あいき」道においても、
保江氏はよくスペース(空間)を大切にすること
見えない空間を味方にすると
良いことがありますよ・・・
と指導されています。

実は、先月から私は
「真義館空手」東京道場に入門しました。

東京道場長は、東大名誉教授の大坪英臣氏で
毎月のように出版社「風雲舎」より送られてきた
大坪氏の著書「右脳の空手」が
そのご縁を結んでくださったと思っています。

さらに先月27日(日)には
「全国真義館空手道場」の館長
麻山慎吾氏に面会する機会を頂きました。

お写真で拝見するより数段も
意識の高さを感じさせるご本人でしたが、
当日は黒帯の道場生のみのお稽古で
あったにもかかわらず
私の様な全くの素人にも
優しくお相手をしてくださったとき
麻山館長の周囲に広がるスペースの大きさを
直に体感することができたと思っています。

これらの体験から
私が勝手に創造した「愛」の方程式は・・・

「空手=空っぽの手
即ち
Empty Hands=Pranassasge

これまでもホルトは
Amba Flowのサブタイトルとしても載っている
「呼吸の波」と「重力の作用」に体を任せる動きを
ヨガとして指導してきましたが
実は、私の直接の師匠であったYogi Amrit Desai博士(クリパルヨガの創立者)の言葉、
「日本には既にヨガの息が流れている」
(1990年に来日し
通訳の私と皇居周辺を歩きながら仰られた言葉)
を今もなお忘れることはできません。

そうして、先月麻山館長に直接お会いして
日本の伝統的な空手の中でもこの「真義館空手」は
本当に日本の大和(大きな和)を育む空手道
ではないかと思いはじめました。

ヨガも
「シャンティー(和)」のこころを強調しますから
ホルトの目指すヨガがより
大和のこころを育むヨガに近づくことを願って
私自らその空手道を歩んでみたいと思いました。

実際に
今月末より東京のホルト赤坂スタジオにて
「真義館空手」東京道場が
開設されることになりました。

詳細については、直接ロビンソンへお尋ねいただくか
近日中にHPにも記載するのでご覧ください。

ホルト主宰 ロビンソン・尚子
2016.7.8


HOLT (HOlistic-health Life Training) のヨガについて

ホルトの在校生、卒業生の皆さまへ、

ホルトはホルトヨガ・インスティテュート(H.Y.I.)の短縮名として使われてきましたが、今年(平成28年)から徐々にそれを「ホルトスクール・インターナショナル」という名称に改名する方向で進めて行こうと思っています。

ホルトの意味は、冒頭に英語で書き表してみましたが、「人間の全体像を健全に保つためのトレーニング」で、ホルトは、それをヨガの技術を介して指導してきました。

幸いにも、ホルトはヨガの指導者として最高の技術を生み出しているドン&アンバ・ステイプルトン博士夫妻との合意のもと、彼らのインターディシプリナリ・ヨガ(短縮してIDヨガ)を基礎に置き、更にロビンソン(MIRA)のオリジナリティーを加えて、東西のバランスを有する地球レベルのヨガと言える内容を提供してきました。

事実、ホルトでY.A.認定200時間を履修後は、次のY.A.認定500時間を目指して本部のコスタリカへ受講に行かれる卒業生は後を絶ちません。日本に居ながら500時間のトレーニングを受講する方が楽であると考える方は多いでしょうが、しかし、ホルトはヨガを地球レベルで生きる人間をサポートするための技術として指導していて、海外でのトレーニングにも開かれているスクールとしては日本の中でもユニークな存在です。

そういうホルトならではの特徴を、今年からはもっと分かりやすく広報して行くことが大切で、そうすることで一人でも多くの人にホルトの存在を知ってもらうよう願っています。

先ずは、ホルトの在校/卒業生の皆さんにH.Y.I.とN.Y.I.の関係について、そして、指導するカリキュラムがどういう仕組みになっているか、更に、それが皆さんにとってどんな意味を持つのかを説明させていただきたいと思います。

ホルトヨガ・インスティテュート(H.Y.I.)は、ノサラヨガ・インスティテュート(N.Y.I.)と提携した日本支部校で、H.Y.I.の主宰者(ロビンソン・ミラ)が、N.Y.I.の認可を受けてY.A.(ヨガアライアンス)に登録しているヨガスクールです。

近年になって、ホルトのY.A.認定200時間を履修後、次の進路をどう歩んで行ったら良いのかについてご質問される方が増えてきましたので、そのご質問にお答えすることから始めましょう。

ご存じのように、ノサラ/ホルトのヨガはヨガを自己探求の教育として捉えていますから、そうなると、ヨガのトレーニングは一生涯を通して続いて行くことになりますが、それは決してマットの上だけで行うヨガの技術ではありません。

最初の段階はY.A.認定200時間履修に向けて、次はY.A.認定500時間に向けてのアドバンスの段階です。

ところで、Y.A.の認定校の中で1000時間のカリキュラムを提供できるヨガスクールはN.Y.I.以外にありません。勿論、現在認可されているカリキュラムは500時間までですが、そのくらいレベルが高いということです。

そのN.Y.I.の姉妹校として認可されたH.Y.I.ですが、今はまだY.A.認定200時間のヨガスクールとして登録されていて、目下500時間の認定校を目指して準備を進めているところです。具体的に言いますと、YTT200時間履修後に用意された、次の300時間のカリキュラム(プラナサージ100時間、セルフアウェークニング・ヨガ100時間、そしてインナークゥェスト100時間)を指導するためのマニュアル(英文)を日本語に翻訳することが必要となります。

言い訳ですが、私は、これまで5か所のスタジオを独りで指導してきましたから、なかなか翻訳の時間が取れませんでした。しかし、今年からは息子のジョナサン(既にR.Y.T.500)が加わり、更に4月以降は金沢校の石野由希子さんが正式に500時間の認可を受ける予定でいますから、今後の動向に少なからずの期待をかけています。

ここで、誤解されては困りますが、私は決して500時間へと進むことが義務付けられていると言っているのではありません。当然のことながら、ヨガのトレーニングは双方の信頼関係において成り立つものですから、個人的な受講料や時間数の問題については、卒業後(200時間履修後)の早い時期に双方の合意に基づくオープンな話し合いがとても大切になると思います。

ところで、前述の300時間カリキュラムの内容について「取得には順番があるのですか?」と尋ねる方がお出でです。私は、「あえて言えば、先ずはプラナサージから、次にセルフアウェークニング・ヨガへ、そして最後は、インナークゥェストが良いと思います」とお答えしていましたが、最近では受講される方のタイミングを重要視し、更に個人的な諸条件を双方の話し合いの中で検討しながら納得の行く結論を見つけることが大事だと思うようになっています。

最後に、最も皆さんにお伝えしたいことは200時間を履修後にコスタリカへ行かなければ先へ進めないと思ってしまわないということです。先ずは、定期的にアドバンスYTTのクラスに参加をし、200時間で学んだヨガの基礎知識を日常生活に応用するし方を身に付けること、そして英語での受講にも慣れるトレーニング(今月から仙台校でジョナサンが始めます)を積まれたら、その時間数の一部を次の300時間へ向けるという考え方もあるのです。

現在のところ日本で履修できるのはプラナサージだけですが、そのうちに他の2つのプログラムも実現するよう努めて行きますので、どうぞサポートのほどよろしくお願いします。

くり返しますが、日本人である以上、英語というハンディを負ってまで海外で受講する必要は無いと考えても決して間違ってはいません。しかし、前記の通り、H.Y.I.のヨガは「地球レベルで生きる人のための訓練」ですから、卒業後もいつかは海外での受講に向けてアドバンスのレベルへとチャレンジし続けることをお薦めしているのです。

これからは、ホルトの皆さんの実体験に基づくご意見を反映させたかたちでホルトスクールを発展させて行けたらと思っていますので、末永いお付き合いをよろしくお願いします。

 

ホルト主宰 ロビンソン・尚子